2008年8月9日土曜日

Lupus Forum (第1報)

「ループスフォーラム」です。SLEを診る機会のある、すべての先生にお勧めです!

2008年8月28日
場所 聖路加国際病院2階 トイスラーホール 

19:00 開会の辞: 松井先生
19:05-19:15 アステラス 商品説明

講演1 座長 岸本先生
19:15-19:40 岡田 正人先生
「EULARの指針に沿ったSLE診療のオーバービュー」

講演2 特別講演 座長 高田先生
19:40-20:40 Doruk Erkan
(Assistant Professor of Medicine, Weill Medical College of Cornell University)
"Antiphospholipid antibody syndrome"

症例検討会 Moderator 高田先生

20:40-21:25 症例検討・質疑応答 15分×3症例

21:25-21:30 閉会の辞: 上野先生

第2回 関東内科カンファレンス のお知らせ

前回幸いにしてご好評を頂きました「関東内科カンファレンス」ですが、
http://rheumatologyconference.blogspot.com/2008/02/blog-post.html
今回も以下のような次第で行う予定となりました。

日時: 8月23日(土)午後6時~
場所: アステラス製薬東京本社別館信和ビル 6階会議室
東京都中央区日本橋本町2-2-10

提示予定施設(発表者)ならびに症例:
1:杏林大 荒井 禎子 先生
「発熱・乾性咳嗽で来院した47歳男性」
2:都立駒込病院 斉藤 格 先生
「発熱と腰痛で来院した48歳男性」
3:聖路加国際病院 山野 泰彦 先生
「発熱・黄疸・体重減少で受診した70歳男性」
〔協賛: アステラス製薬〕

暑いさなかですが、発熱+αの症例が揃いました。おなじみ(?)「チームあんず」の先生方、都立駒込病院、聖路加国際病院の元気な若手医師達による症例提示です。
「熱の出る病気」の診療科の先生は(そうでない先生も)、是非ご参加の上、猛暑に負けない白熱した議論をお願いいたします。

コンセプトは1回目と同様で、「参加予定の先生方には、あらかじめA4版症例サマリーをお渡しする」「あいまいで、決着がつかなかった症例も積極的に取り上げる」という方針です。

参加をご予定の先生は、(人数確認とサマリー配布の目的で)huggy.dora〔あっと〕gmail.com までご一報下さいませ。折り返しA4症例サマリーをお送り致します。

(現在、聖路加国際病院のA4サマリーのみ完成しております: 残り2施設につきましても、カンファ1週間前には出揃う予定です)
サマリーだけちょっと見てみたい、という先生も、ご連絡お待ちしております。

(PDFファイルの「ご案内」はこちら

by Rheum-dora

2008年6月30日月曜日

2008年6月29日日曜日

聖路加リウマチ・膠原病フォーラム(週末版)

なんだか、本Blogの更新頻度とフォーラムの開催頻度が一致しているような気もいたしますが…
以下ご案内です。

***
日 時:平成2075() 13:0017:30
場 所:聖路加看護大学1階「アリス・J・セントジョン・メモリアルホール」
参加費:500円
製品紹介 12:4513:00 抗TNFα抗体製剤「レミケード」
田辺三菱製薬株式会社

司 会: 聖路加国際病院  アレルギー膠原病科  岡田 正人
  
1:00-1:05 Opening Remarks
聖路加国際病院  アレルギー膠原病科  松井 征男 先生

1:05-1:50 
 「Immunology oversimplified-日常の膠原病臨床の目線から見た免疫学」
   東京医科歯科大学    膠原病・リウマチ内科   高田 和生

1:50-2:35  「見逃しの多い血清反応陰性脊椎関節症」
   亀田総合病院       リウマチ膠原病内科   岸本 暢将

2:35-2:45
       (休 憩)

2:45-3:30  「リウマチ性疾患の治療薬 1:生物学的製剤以外」
   東京大学       アレルギー・リウマチ内科  萩野 昇

3:30-4:15   『特別講演』
 「リウマチ手変形の外科的治療」
  聖路加国際病院     形成外科             松井 瑞子 先生

4:15-5:15  「症例持ち寄り検討会」(公募6施設6症例ぐらいを予定)

5:15-5:20  Closing Remarks
 ナショナルメディカルクリニック      上野 征夫 先生

5:30- 聖路加国際病院 レストラン エスペランス 意見交換会

2008年4月26日土曜日

聖路加リウマチ・膠原病フォーラム(平日版)

恒例の「聖路加リウマチ・膠原病フォーラム」についてのご案内です。


日時:2008年59日(金) 19時30分 21時30分

場所:聖路加国際病院内 2F トイスラー記念ホール

   東京都中央区明石町9-1 TEL:03-3541-5151
     

<プログラム>

司会東京医科歯科大学 膠原病・リウマチ内科 講師 高田 和生

【開会の辞】 (19:30~19:35)  聖路加国際病院 松井 征男

【講演1】 (19:35~20:05)

演題  「症例-リウマチ症状を呈した血液疾患-

ナショナルメディカルクリニックディレクター   上野 征夫 先生

【講演2】 (20:15~21:15)

演題  「欧米におけるNon-Erosive Eraの関節リウマチ診療

聖路加国際病院アレルギー・膠原病科     岡田 正人

【閉会の辞】(21:25~21:30)    聖路加国際病院 松井 征男

なお、当日のケースディスカッションのためにご提示していただける症例がございましたらお持ち寄りください。当日は、軽食をご用意させて頂きます。

〔共催:社〕

2008年2月5日火曜日

関東内科カンファレンス

Rheum-doraの主催で、「関東内科カンファレンス」を開催いたします。
ご興味がおありの方は、お手数ですが、huggy.dora(あっと)gmail.comまでご一報下さい。
人数把握の目的ですので、件名「関東内科カンファレンス参加希望」、本文なしで結構です。
ご参加お待ちしております!

(記)
日 時: 平成20年2月16日(土) 18:00~
場 所: アステラス製薬東京本社別館信和ビル 6階会議室
東京都中央区日本橋本町2-2-10

【製品紹介】 18:00~ アステラス製薬
≪症例検討≫
【症例1】18:10~ 東京大学医学部附属病院
「60代男性 繰り返す発熱と脾臓の微小膿瘍、全身リンパ節腫脹」
【症例2】19:00~ 聖路加国際病院
「43歳スイス人男性 多発関節痛を主訴に来院」
(休憩)
【症例3】20:00~ 東京都立駒込病院
「66歳男性 発熱・皮疹を主訴に来院」

(by Rheum-dora)

2008年1月18日金曜日

Takayasu aortitis ~ 次の一手

 Rheumatologyの雑誌よりも関連諸分野の雑誌からネタを拾ってくることが多いような気がしますが、CHESTのPulm-CC-pearlsに16歳女性:喀血、間欠的視力障害、頚部Bruitの症例が掲載されています。
http://www.chestjournal.org/cgi/content/full/133/1/300
 まぁ診断はタイトルから予想される通りの疾患なのですが、なかなか改善しない炎症に手を焼くことがしばしばです。

 小生の外来にも、Glucocorticoidだけで一旦炎症反応の陰性化まで持ち込めたものの、外来でFlareして、Methotrexate15mg/wkでも反応に乏しい20歳女性の患者さんがいらっしゃいます。体重40kgぐらい、Prednisoloneは25mg/dayで投与中(減らしづらい)、CRPは1~3、ESRは20~30です。さて、次の一手はどうしたものでしょう?
1:抗TNF療法(↓を参考に)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16596001?dopt=Abstract
2:Methotrexateをもっと頑張って増量する
3:他の免疫抑制剤を追加(?CyclosporinAなど)
4:Glucocorticoid再増量
5:経過観察:MMP-3をマーカーにする、画像でフォローして狭窄の進行がなければCRPやESRの上昇には眼をつぶる(?ちょっとどうかと思いますが)

 個人的には1かと思いましたが、患者さんとの話し合いでまず3をトライすることになりました。Annalsの小規模StudyでGCAにInfliximabが今一つ(Flare抑えられず、感染が増加)だったことも1を積極的に推さなかった理由ですが、TAとGCAで話が違う可能性は十分にあると思います。御意見・ご批判などお願いいたします。

(by Rheum-dora)

1.ステロイドパルスをする。
2.リンデロンにしてみる。
3.MTXを朝1回服用にする。
4.リピトールもたす。
5.ミノサイクリンもたしてみる。
6.アスピリンもたしてみる。
7.やっぱりレミケード使ってみる。
http://www.emedicine.com/med/topic158.htm
自分の患者さんは若くて将来の妊娠に関して相談して、結局イムランでコントロールしています。

(by SLIHAR先生)

 若い女性に多いだけにcyclophosphamideにも手を付けづらく、治療に難渋する症例が多いですね。
 当科ではシクロスポリンを使うことも少なくなく、私も一人使っていましたが150mg(トラフ100-200)で駄目で、MTX20mgで駄目で、MTX15mg+エンブレルでPartialに効いて、結局その症例はMTX15mg+レミケード 5mg/kgでやっと炎症反応陰性化し、現在プレドニンが5mgまで減量できました・・・。
 先生の挙げられた選択肢の5に関してですが、以前NIAIDにいて今ClevelandにいるCarol Langfordに相談したときに、「確かに稀に炎症反応が完全に陰性化しないものの病態の進行がないという症例がいるのは事実であり、そのような症例では画像で定期的にフォローして病変の進行がないことを確認しつつCRPの陰性化の追求はしないという選択肢もありうる」と言ってはいました。

(by T先生)

2008年1月17日木曜日

聖路加リウマチ・膠原病フォーラム

「若手医師セミナー」Blogで広告されていたにもかかわらず、本家Blogで広告していませんでした。
かくもいいかげんなBlogです、申し訳ございません。

***

聖路加 リウマチ・膠原病フォーラム
日時 2008年1月19日 土曜日
場所 聖路加国際病院 2階 トイスラーホール
参加費 会費500円
レミケード商品説明 12:45-1:00
1:00-1:05 聖路加国際病院 松井征男先生 開会の言葉
1:05-1:50 岡田正人先生(聖路加) 免疫学的観点からみたSLEの病態および今後の治療
1:50-2:45 聖路加国際病院 衛藤光先生 膠原病における皮膚症状
(休憩)
2:55-3:40 萩野先生(東大) リウマチ性疾患の緊急事態 Emergency
3:40-4:35 東京大学 川畑仁人先生 膠原病における神経症状
4:35-5:35 症例持ち寄り検討会 1施設10分
(休憩)
5:40-6:25 岸本先生(亀田メディカルセンター) 関節リウマチの関節診察~Hands-Onセッション~
6:25-6:30 上野征夫先生 閉会の言葉
6:40-9:00 懇親会 聖路加国際病院 1F レストラン エスペランス

2008年1月5日土曜日

あけましておめでとうございます

今年も細々と(ほんとうにほそぼそと)更新していきます。
新年度からBlog更新の人手が増える予定ですので、頻度はちょっと上がるかもしれません。
よろしくお願い申し上げます。

by Rheum-dora@いちおう管理人